店長日記
花笠踊りスピードアップ
8月5日~7日 にわたって真夏の夜を華やかにくりひろげられた
山形花笠祭り。今年は主催者がパレード進行のスムーズ化を狙い
踊りのスピードアップに取り組んだ。花笠祭りは年々踊り手の人数
が増えている。2001年からは17年連続で1万人を超え、2年前は
1万4560人と過去最多。今年は2番目に多い1万4186人が練り
歩いた。踊り手が1日4千人を超え、幅広い年代の参加が増え
た頃からパレードの滞留、長時間化が課題として浮上した。
子供と大人は歩幅が違い、一曲分に進める距離も違う。創作ダ
ンスを披露する団体が増え、前進が少ない踊りの多様化も進ん
だ。昨年までは流れが滞り、隊列調整時に駆け足で団体間の距
離を詰めたり・・目の前を駆け足で通り過ぎられた観客から不満
の声が漏れることがあった。そこで県花笠協議会は正調踊りに
関しスピードアップに着手。具体的には4歩歩いていた部分を8
歩歩くように、2歩歩いていた部分を4歩歩くように変えた。音楽
のテンポや振り付けは変えないため見た目に違和感はない。参
加団体には事前に教習DVDを配布して普及に努めた。スムー
ズな進行は観客におおむね好評で「踊りのテンポが良くなった」
「見やすくなった」との声が聞かれた。来年はさらに浸透が期待
されます。
コメントはまだありません。