店長日記
相田みつを展(出逢い)
4月27日 山形美術館に、相田みつを展を見に
いきました。28まで延長されていたものです。まあまあの
入館者数でした。
最初に目に留まったのは、このような紹介の文章でした。
(自分をみつめて)
私の書くものは書でも詩でもありません。私は書という形式
を借りて、人間としての本来的なありよう、本当の生き方を
語っているだけです。
なぜこのような書体なのか・・買ってきた本をみてわかりました。長男が書いているのですが、もともと書家で伝統的な
書体でコンクールにも数多く評価されていました。三十歳ぐらいから、自分の詩にふさわしい文字とは何かを追求していき長い年月がかかっています。どんなにうまい字を書いても
見る人はなかなか上手いなあと感心はしてくれるかもしれないが、いいなあ、素晴らしいなあ、と感動はしてくれない。
この文字でないと、父は自分の思いを表現できなかったのでしょう。
つまづいたっていいじゃないか
にんげんだもの みつを
ただいるだけで
あなたがそこに
ただいるだけで
その場の空気が
あかるくなる
あなたがそこに
ただいるだけで
みんなのこころが
やすらぐ
そんな
あなたにわたしも
なりたい
みつを
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