店長日記
串田 孫一 の荒小屋記
2022,12,30 日本山岳会山形支部の記念誌で、串田孫一の
記念碑が、新庄市の最上公園内にあることを知り 秋に新庄に行く
機会があったので、行ってみたが、結構大きな記念碑でした。
戦時中に東京から疎開して、新庄市の荒小屋という部落で1年半ほど
農業をやって暮らしたということで、荒小屋記(1970)という作品があります。
それを読んでみると、どこへ旅しても、半日なり1日なりの暇があれば、
必ず近くの山へ登ってみるのだが、この1年半のあいだほとんどそんな気持ちを
起こさなかった。・・・戦争によって、一切の家財道具や大切にしていた
本などを全部焼いてしまったことなどが、何としても私を無気力にしていたからである。・・・という一文が目にとまった。今年はウクライナ戦争、安部元総理
の暗殺・・等、喪失感の大きさは近年にないものでしょう。
私の場合、今年は例年以上に山登れたのですが、多くの課題も出て、地道な
トレーニングの必要性を感じたところです。皆様よいお年をお迎えください。
さらなるニュースを楽しみにしています。 投稿はとてもうれしいです。