山菜レシピ
山菜のアク抜き方法
山菜はたくましい野生の植物ですから、自然の香り豊富なだけでなくアクの強いものもかなりあります。ほどよいアクなら旨みのうちですが、強烈なものはこれをなんとかしないと、苦味や渋味が強くとても食べられません。また、アクの少ないものでも、時間がたつうちにえぐ味がでてくることがあります。
◆アクの軽いもの◆
○さっと湯通しして水にさらし、手早く水気を切る。
○塩を入れた湯でさっとゆで、冷水にさらす。
○塩をふり、板ずりしてからゆでる。
◆アクの強いもの◆
○重曹、または木草灰を入れた湯でゆで、そのまま冷ましてから水洗いをする。
○木草灰をふりかけ、熱湯をそそいで一昼夜おき、水をかえてゆでてから冷水にさらす。
※ゆで水の量は多めに。重曹を使うときは、量が多いときは柔らかくなりすぎるので注意しましょう。
◆こんな方法も◆
○もっとも簡単なアク抜き法は、そのまま天ぷらにしてしまうこと。アクの強いものは、中温(160~180°)でゆっくりと揚げましょう。ただし、油ににおいがうつるので、ほかの具と一緒に揚げるのは禁物です。
○ウドなどが、時間がたちアクが出て色が悪くなってしまった場合は、酢を入れた水にしばらくさらすときれいになります。
- 2020.02.12
- 19:40
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